【 アマチュア局の社会貢献 】

                    一般社団法人日本アマチュア無線連盟

                     北海道地方本部監査長  篠 原 雅 美

                                  (JA8LNR)

 

 アマチュア局の社会貢献活動については、従来はほぼ非常通信以外は認められていませんでしたが、国際宇宙ステーション(ISS)とのARISSスクールコンタクトがはじまり、無資格の小中学生の交信が認められるようになりました。道内でも札幌のクラブ局が05年に8J8Xとして交信を成功させています。 その後阪神淡路大震災でアマチュア無線の非常通信が大活躍し、多くの被災者のサポートにあたりました。18年の胆振東部地震においても、災害支援で派遣途中の福島県警の隊員と、DSTARで非常通信が実施されています。 そのような経験からアマチュア局の有用性が広く認識され、「アマチュア無線の社会活動に関する取り組み等の制度見直し」が進捗する状況になっています。 地方本部としても日頃から社会貢献には大いに関心を持っているところですが、平時にもこのような活動により、アマチュア無線への社会的な関心が高まることは大いに歓迎すべきことと思います。 皆様も希少な資源である国民の財産、電波を利用しているため、常に社会貢献を意識されていることと思いますが、今後法整備が進み、具体化されてきましたら是非積極的な参加をご検討いただきたいと思います。 少子化が進む中で青少年に科学への興味をかきたて、人材の裾野を広めていくことは大変重要な社会貢献となります。その中でアマチュア無線人口が拡大していけば大変ありがたいことと思います。 最後に、今年はコロナのために多くのアマチュア無線の行事が中止となり、大変残念な年となってしまいました。来年こそは以前のように多くの行事が復活し、コンディションも上昇することを期待し、皆様が一層のご活躍をされるようお祈りいたします。

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